開戦規定をどう定めるか

(現実において)国連憲章は戦争行為を容認していません
つまり、ここに交戦規定を盛り込むことは、本来的には正しくない
しかし国連憲章が他のルールとは一線を画した、「ただの組織の運用規定」に過ぎない以上、やはりここに明記することには問題が生じる
そのため、交戦規定―――いや、終戦規定は占領規定として、実質的に最上位のローカルルールに明記されるので、以降ここでは開戦規定と書く―――は、慣習として定義し、違法か否かの判断をユーザーに任せてしまおうか
いや、やはり国際法だとか慣習法だとかにするとややこしいかもしれないしなあ
国連安保理を運用するにせよ、善悪の判断が参加者だけにあるというより、(参加者なり管理人なりの定めた)法に基づいて執行するほうが確実ではある
やはり「管理人がゲーム介入する必要がない、ユーザー同士のゲーム内ルール」としての国際法が必要なのだろうか
いや、国際法第何条、第何条ってやだなあ
そういうゲームにしたくないんだよな
条約形式だと煩雑で仕方がない
とりあえず、「国際条約を締結した場合、批准拒否を表明した国以外には自動適用」っていうルールが必要なのかな
いや、その国際条約をどこが定義すんだって話しだし、正しくなくて拒否する国家がいても、なんかヒキコモリ国家たちが知らん顔してて、いつのまにか一般化してるってのはすごくいやだ
こうなったら、管理人が「公式設定」として「ロストアルテミス後、先進諸国は戦争の抑制を目的として、以前からの国際慣習である『宣戦布告から4ターン後に開戦』を、某国ナントカカントカにおいて採決、ナントカカントカ条約として発効した」というのを用意するのがいいのかな
まあ、一般のRPGにおいて「物語」が製作者側においてあるのに対して、TRPG箱庭諸国のロープレでは、「物語」が製作者側ではなく参加者にある、あるいは製作者が参加者の位置に限りなく近い、というのがアドバンテージだと思っているので、あんまり僕がそういうのを用意してるのもアレなのかな
うーん、難しい
また今度にしよう(笑